そえぶみ箋ができるまで

そえぶみ箋は美濃和紙製です。その美濃和紙は色や筆記特性にこだわった古川紙工オリジナルで、協力会社に機械で抄いてもらっています。その和紙にデザイナーがデザインをし、印刷します。その後、紙をそろえて枚数を数え、台紙を挟んでおおまかなブロックになるように断裁します。そして、上になる部分にのりを塗り乾燥させます。この状態ではまだブロックなので、ここからさらにそえぶみ箋サイズに再度断裁します。最後に包装して完成。ひとつひとつ想いを込めて手作業で仕上げられています。

紙揃え
添えぶみ 印刷されたばかりの紙は、不揃いの状態でそのままでは断裁出来ないので、手作業で紙を整えます。
その後、枚数を数えながら間に台紙を挟みこむ作業を繰り返し、紙の束を作ります。

断裁
添えぶみ そろえた紙の束を断裁機と言う大きな刃のついた機械で、ブロックごとになるよう断裁します。 一度目の断裁は天のりと言う作業の前に行いますが、天のり後にもう一度、そえぶみ箋の製品サイズになるように二度目の断裁を行います。


天のり
添えぶみ ブロックごとになったものを、専用の機械にそろえて積み上げます。そろえた紙が動かないように、機械で上から挟み込み固定します。 そして、商品の上になる部分に大きな刷毛でのりを塗ります。この作業は、商品の天の位置でのり付けすることから、天のりと呼びます。

出荷前のそえぶみ箋
添えぶみ 色とりどりの帯がまかれ完成したそえぶみ箋は、商品棚に品番ごとに並べられ、出荷の時を待ちます。
出荷する際も、商品を集めるのは手作業で行われます。お客様ごとに丁寧に梱包して出荷しています。